紫外線を浴びると皮膚がんになる...?

紫外線を浴びると皮膚がんになるといわれて日差しを避けるようにしている人が多いと思うが、5月12日の山陽新聞(夕刊)の記事に「がん糖尿病に効果か」という見出しでビタミンDのことが書かれていた。このビタミンDは人間の体内でつくられるもので、紫外線を浴びると皮膚でコレステロールの一種から合成される。食べ物では魚やきのこに多く含まれているが必要量の90パーセント以上は体内でつくられているとのこと。そして一般的なビタミンとは違いホルモンとして働き、がん細胞の増殖を抑える。転移する際に血管をつくるのを阻むというような働きが実験でわかってきたとのこと。また、糖尿病、結核、自己免疫疾患への効果も示唆されているとのこと。

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